
ソフトバンクのポケットWiFiを契約しようとお考えですか?
ポケットWiFiを持っておくと、スマホの通信量を使わなくて安心ですよね。
しかし、現時点では、ソフトバンクのポケットWiFiの契約を、以下の理由からおすすめすることができません。
- 月々の料金が高い
- 使い放題プランがない
- 解約するときには違約金がすごく高くなってしまう
もし、ポケットWiFiを利用したい場合は「WiMAX」がもっともおすすめとなります。
こちらでは、そんなソフトバンクのポケットWiFiの、わかりにくいプランの解説や注意点などを含めて比較して説明していきます。
全て読んでいただきますと、契約しても損がないポケットWiFiを見つけることができますので、参考にみてくださいね。
(2020年5月更新)
目次
ソフトバンクのポケットWiFiの特徴
ソフトバンクのポケットWiFi(pocketWiFi)の特徴を、購入できる端末を交えてお伝えしていきます。
購入できる端末は1種類
現在、ソフトバンクで購入できるポケットWiFiの端末は、「Pocket WiFi 601HW」のみとなっています。
公式サイトでは、下り最大612Mbpsといっていますが、実際には下り最大350Mbpsしかでない端末です。
また、端末の料金は、月月割が適用になって(1,180円×36ヵ月、実質支払い金額は42,480円)となります。
発売日は、2017年の3月なので1年以上も前の端末で新しくもなく、今後の最新機種に期待といったところでしょうか。
2つの料金プランから選べる
現在、601HWで使うことができるプランは、「4G/LTEデータし放題フラット」と「スマ放題wifiルータープラン」の2つになります。
4G/LTEデータし放題フラット
4G/LTEデータし放題フラットには、「4G/LTEデータし放題フラット」と「4G/LTEデータし放題フラット+」の2種類があります。
どちらも、月々3,696円で使うことができるプランとなっています。
また、ソフトバンクのスマホを使っている場合は、WiFiルーターの基本料金が毎月1,008円割引になります。
ただし、データし放題フラットという名前ですが、月々に使うことができる実際のデータ量は7GBまでですので、実際にはデータし放題ではありません。
4G/LTEデータし放題フラット | 4,196円 |
キャンペーン適用で実質月額 | 3,696円 |
契約期間 | 2年間 |
月間データ量 | 7GB |
速度制限 | 128Kbps |
7GBを使いきると、128Kbpsの通信速度になりますので、ネットはもちろんSNSなどを使ってもストレスになる通信速度になってしまいます。
7GBでできること
7GBでできることをsoftbankの公式サイトから引用しました。
300KBのホームページで約24,000ページ回覧できる。
動画の視聴だと、動画サービスやブラウザによって変わりますが、高画質で1分あたり約11MBの消費なので、90分で約1GBの消費です。
動画を視聴したい方は2時間の映画だと、ひと月に5本程度しか視聴することができないデータ量になります。
また、データ量がなくなった場合には、1,000円で1GBを追加購入できますが、月々の料金が高くなってきますのでおすすめとはいえません。
スマ放題wifiルータープラン
スマ放題wifiルータープランは、ポケットwifiをスマホの子回線として契約することで、データ量をシェアして使うプランです。
料金は以下となっています。
基本使用料 | 月額1,400円 |
---|---|
データシェアプラス | 月額500円 |
使えるデータ量 | スマホで契約しているデータ量だけ |
速度制限時 | 128Kbps |
契約期間 | 2年間 |
月額合計 | 1,900円 |
今ならデータ定額50プラスの契約なら、月々50GBまで使うことができます。
しかし、プラン代金だけでも、(データ定額50の料金+スマ放題wifiルータープランの料金)がかかってしまう為に安く使うことができません。
ソフトバンクを含めた様々なポケットWiFiを比較
ポケットWiFi | データ量 | キャンペーン | 月額料金 | 1年間の料金 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|---|
ネクストモバイル |
20GB |
なし |
2,400円 | 28,800円 |
2年間 |
30GB | 2,700円 | 32,400円 | |||
無制限 | 3,100円 | 37,200円 | |||
最安WiMAX | 無制限 | キャッシュバックあり | 3,260円 | 39,120円 | 3年間 |
どんなときもWiFi | 無制限 | なし | 3,480円 | 41,760円 | 2年間 |
auWiMAX | 無制限 | なし | 4,380円 | 52,560円 | 2年間 |
Ymobile | 無制限 | なし | 5,269円 | 63,228円 | 3年間 |
softbank | 7GB | なし | 3,696円 | 44,352円 | 2年間 |
docomo | 20GB | なし | 6,000円 | 60,000円 | 2年間 |
※割引サービスはソフトバンクが「pocket WiFiセット割」、auは「auスマートバリュー」で同じスマホを使っている方が対象になるサービスです。
この中で料金が一番高いのはドコモですね。
auだけは、無制限プランが4,380円でありますが、残っている三社の料金は同じですね。
これなら、ドコモ以外ならどこで契約しても同じという結果になります。
こちらの「一番安く使えるポケットWiFi」でも記載していますがこの料金なら後ほどお伝えします、無制限で月額3,000円台と安く使えるプロバイダ経由で申し込めるWiMAXがお得です。
また、WiMAXならauスマートバリューmineで月額最大1,000円の割引を受けられるので、安いプロバイダを選んだ方がお得ですね。
ソフトバンクのポケットWiFiの2つの注意点
ソフトバンクのポケットWiFiは、「4G/LTEデータし放題フラット」という名前なのに、データ量が使い放題ではなく7GBまでしか使えません。
また、スマ放題wifiルータープランを含めどちらも料金が安くないので、おすすめすることができません。
しかも以下2つの利用があり選ばない方がいいでしょう。
- 通信制限・制御が厳しすぎる
- 解約時の違約金が高額になる可能性がある
通信制限・制御が厳しすぎる
ソフトバンクのポケットWiFiは、データ量を使い切った場合のみ128Kbpsの通信制限にかかってしまいますが、以下のような制御も実施されます。
プラン | データし放題 |
---|---|
利用データ量 | サブ回線 24時間で約366Mbps以上使った場合 |
制御期間 | 当日午後9時から翌日午前2時まで |
速度制限がかかっていない場合でも、366Mbpsというと1GBの約3分の1程度しか使っていないのに制御されてしまいます。
制御されるコンンテンツは以下になります。
- 通話やテレビ電話などをパケット信号に変換してデータ通信になる
- 動画、画像などの一部のファイル
- 動画や高画質画像のサイトやアプリケーションなど
もし、通信制御にかかってしまいますと、アプリでゲームをしてる場合などに、不具合が起きる、ダウンロードしたい画像が荒くなる。
などの問題が起きる可能性があります。
解約時の違約金が高額になる可能性がある
ソフトバンクの契約期間は2年間の自動更新となっています。
また、現在購入できる端末は、「601HW」ですが、36回払いで購入した場合には、2年で解約をすると残っている端末代金を一括で支払わなくてはいけません。
また、解約時に高額な違約金も支払わなくてはいけません。
以下の表をご覧ください。
期間 | 契約解除料金 | 支払う端末残金 | 支払い合計金額 |
---|---|---|---|
12ヶ月目 | 9,500円 | 28,320円 | 37,820円 |
24ヶ月目 (自動更新月) |
0円 | 14,160円 | 14,160円 |
36ヶ月目 | 0円 | 9,500円 | 9,500円 |
上記の違約金や端末代金を一括で支払わなくてはけませんので、違約金なしで解約をしたい場合は、2回目の更新月を待って4年間は使い続けなくてはいけません。
それでは、長すぎますよね。ということで選んで間違いのないポケットWiFiは、次にご紹介します2つがおすすめです。
ソフトバンクより使って後悔しないポケットWiFiは2つ!
ソフトバンクよりも、おすすめのポケットWiFiは以下の2つあります。
- 使い放題プランのあるWiMAX
- 20GB使えて月額料金が安いネクストモバイル
どちらも、スマホ、パソコン、タブレット、ゲーム機器などの様々な機器で、動画はもちろん、ネットを見ることができるポケットWiFiです。
しかも、WiMAXの場合は、ソフトバンクみたいな制限はなく、使い放題ですので月々のデータ量を気にすることがありません。
都会でメインにポケットWiFiを使うならWiMAX
- 最高額のキャッシュバックがもらえる
- 無制限プランでネットが使い放題
- しかも、実質月々3,060円〜使える
- 回線工事をしなくても端末が届くとすぐに使える
地下や地方などでも快適に使いたいならネクストモバイル
- 20GBプランが月々2,400円
- 30GBプランが月々2,700円
- 無制限プランでも月々3,100円
- 端末代金が無料
- 端末が届けばすぐに使える
- ソフトバンク回線でどこでも繋がりやすい
ソフトバンクよりおすすめポケットWiFiの比較
ポケットWiFiは、ソフトバンクの他docomoやauでも販売していますが、WiMAXかネクストモバイルがおすすめのポケットWiFiです。
その中でも、WiMAXなら「GMOとくとくBB」というプロバイダを経由して申し込むとキャッシュバックがもらえかなり安く使うことができます。
GMOとくとくBB (W06) |
ネクストモバイル (FS030W) |
ソフトバンク (601HW) |
|
---|---|---|---|
端末 | ![]() |
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契約期間 | 3年間 | 2年間 | 3年間 |
プラン | ギガ放題 | 20GBプラン | 4G/LTEデータし放題フラット |
月額料金 | 3,282円※1 | 2,400円 | 4,196円 |
端末代金 | 無料 | 無料 | 42,480円 (1,180円×36ヵ月) |
最大通信速度 | 1.2Gbps | 151Mbps | 350Mbps |
データ量 | 無制限 | 20GB | 7GB |
速度制限 | 3日間で10GB使うと 1Mbpsになる |
20GBを使い切ると 200Kbpsになる |
7GBを使い切ると 128Kbpsになる |
※1、この月額料金は3年間分のトータル料金から、最高額のキャッシュバックを引いて、36回で割った金額です。
いかがでしょうか。
無制限プランでもダントツでWiMAXが安く使うことができ、ネクストモバイルなら20GBの大容量プランでもソフトバンクより安く使うことができますね。
完全に端末代金も余計に支払ってまで、ソフトバンクを選ぶ意味がありません。
利用できるエリア
ソフトバンクのポケットWiFiは、全国の広いエリアで利用できるのが特徴です。
その点、WiMAXは都心だとソフトバンクと同じ広いエリアで使うことができますが、田舎などではエリア外になる事があります。
もし、電波が入るか不安な方は、UQWiMAXでTry WiMAXレンタルで、レンタルしてWiMAXを試すことができます。
しかし、「GMOとくとくBB」では、エリア判定をして「◯」がでた場合には20日以内なら解約をしても違約金がかかることがないサービスを行なっており、レンタルをしなくても良いメリットがありま。
また、ネクストモバイルは、ソフトバンク回線を使ったポケットWiFiですので、全国の広いエリアで使うことができ万能なポケットWiFiです。
速度制限
この中で速度制限が一番ゆるいのがWiMAXです。
WiMAXなら3日間で10GBを使った場合だけ、翌月の18時から翌々月の2時まで速度制限にかかるだけです。
また、速度制限時でも1Mbpsの通信速度が出ますので、標準画像程度なら普通に視聴することができます。
その点でも、ソフトバンクよりは快適に使うことができます。
端末代金
ソフトバンクのポケットWiFiを使う場合には、端末代金がかかります。
WiMAXなら端末代金が無料
しかし、WiMAXとネクストモバイルなら端末代金が無料ですので、3年間の自動更新月なら余計な費用をかけなくても良いので安心できます。
まとめ
ソフトバンクのポケットWiFiは月々7GBまでした使うことができないく、料金が安くなくおすすめすることができませんでした。
その中でも、最適なポケットWiFiは「GMOとくとくBB」と「ネクストモバイル」です。
ぜひ、あなたにぴったりなポケットWiFiを見つけてくださいね。